東日本大震災をきっかけに始まったプロジェクト「3月11日にしゃぼん玉を吹きながら歩いて家に帰る」の写真アーカイブを、立体マップとAR(拡張現実)で閲覧できるアプリです。2011年3月11日に体験した出来事を風化させず、語り継ぐためのツールとして作られました。
震災の翌年からスタートしたこのプロジェクトは毎年実施されており、日常生活においては交通機関を利用するルートを、参加者があえて歩いて帰宅するようすが撮影されています。「ARモード」に切り替えてカメラで周囲を眺めると、過去にプロジェクト参加者たちが歩いた場所が風景に重ねあわされ、過去の時空間を、より身近に感じることができます。
プロジェクト主宰:三木麻郁
アプリ開発:渡邉英徳